池上彰氏の名前が書いていた投資関連のSNS広告を見たりLINE登録まで行っていたりした人がいるのではないでしょうか。
当記事では池上彰氏を騙った投資詐欺に関する手口を紹介します。
また、池上彰氏が全く関連していないことを認識した上で読んでみてください。
他にも以下のようなものがわかります。
最後まで見れば、有名人を名乗った投資詐欺から身を守ることができます。
池上彰氏を騙った投資詐欺が多く存在する!騙されないよう要注意
最近、日本の著名なジャーナリストの池上彰氏の名前を悪利用した投資詐欺が発生しています。
信頼できる有名人だからこそ、投資関連のSNS広告を見たらクリックしやすいでしょう。
詐欺師はその部分を利用して、多額のお金を騙し取っています。
このような投資詐欺が頻繁に行われているため、警戒が必要です。大事なのは、池上彰氏は投資詐欺に無関係で、勝手に名前が使われていることです。
参考記事:池上彰氏の名前を利用した投資詐欺に注意!
池上彰氏を騙った投資詐欺の手口のステップ
池上彰氏を騙った投資詐欺の手口のステップは以下になります。
これらの詐欺は特定のステップを踏んで行われる場合があります。
池上彰氏の名前を不正利用する投資詐欺に騙されないように、知っておくのが大事です。
参考記事:【大公開】有名な投資詐欺10選を徹底解説
1. SNSやネットで偽の広告でクリックを誘導する
詐欺の最初のステップは、SNSやインターネット上で偽の広告を出し、ユーザーのクリックを誘導することです。
池上彰を騙った投資詐欺広告。詐欺師が池上彰になりすまし、インスタグラムに詐欺広告を出し、投資詐欺を仕掛けています。テレビ朝日のニュースでも特集された有名人・芸能人を騙るなりすまし投資詐欺です。ご注意ください。 #詐欺 pic.twitter.com/WyFGuRVPqh
— 詐欺返金請求ナビ (@henkin_navi_net) November 10, 2023
「相手だけに池上彰氏の投資情報」や「池上彰氏が個別で教える秘密の情報」など宣伝の文言に騙されてはいけません。
また、池上彰氏の名前で「資産の増やし方」などYouTubeで拡散されているようです。
これらの広告は池上彰氏の名前や画像を無断使用し、実際には関係のない偽サイトへの誘導を目的としています。
ユーザーは、信頼できる情報源からのものでない限り、これらの広告に注意を払う必要があります。
2. 情報提供を理由としてLINEの登録を誘導する
偽の広告をクリックしたユーザーは、次に情報提供を理由としてLINEなどのメッセージングアプリへの登録を促されることがあります。
詐欺師は、投資情報を提供すると偽って個人情報を収集することを目的としています。
池上彰氏は全く関与していな詐欺で、「池上彰のLINEアカウント」と称するものは存在しないため、注意が必要です。
3. 少しは儲ける投資情報で相手を油断させる
詐欺師は、初めに小規模な投資で利益を得られる情報を提供し、相手を油断させます。
この段階では、ユーザーが信頼を寄せるように仕向け、次の大きな詐欺につなげるための下準備となります。
「やはり池上彰さんからの情報は全部合っているんだ!」や「実際にお金儲かったから、信じても良いね!」などの軽い気持ちで投資を行ってはいけません。
冷静に情報や発言から詐欺師ではないかを判断してください。
4. 大量の金額で騙し取る
最終段階では、詐欺師は大きな金額を投資するように誘います。
この時点で、ユーザーは既に初期の小規模な投資で信頼を置いているため、大量の金額を詐欺師に渡すリスクが高まります。
仮想通貨やFX取引に投資したのに、大量の金額を失ってしまう可能性が高いです。
騙し取られた金額はかなり返金されにくいため、気をつけてください。
池上彰氏を騙った詐欺師を遭った場合の対処法
池上彰氏を騙った詐欺師に遭ってしまった場合の対処法は以下になります。
池上彰氏と信じたのに、大量のお金を騙し取られたら非常に混乱するでしょう。
一人で悩み続けることではなく、できるだけ早く信頼できる専門家に頼った方が良いです。
冷静に判断して、少しでも返金してもらえるために対応してください。
参考記事:投資詐欺で泣き寝入りしないための緊急対応ガイド6選
細かなことでも証拠として集めておく
詐欺に遭遇した場合、証拠としてできる限りの情報を集めることが重要です。
これには、詐欺師からのメッセージ、メール、通話記録、金銭のやり取りに関する記録などが含まれます。
また、詐欺行為に関与したと思われるウェブサイトのURL、SNSアカウントのスクリーンショットなども重要な証拠となります。
これらの情報は、後の警察や法的手続きにおいて重要な役割を果たします。
警察に被害届を提出する
金銭的な被害がある場合は、警察に被害届を提出することが推奨されます。
最寄りの警察署を訪れ、詐欺の状況を詳細に説明し、収集した証拠を提出します。
警察は詐欺事件の捜査を行い、加害者の特定や法的な措置を取ることが可能です。
ただ、被害金額が小さい場合、即座の捜査開始が難しいことがあるので注意してください。
警察相談専用電話:#9110
参考記事:投資詐欺に遭った際に警察に報告すべき?
国民生活センターに相談する
国民生活センターは消費者問題に関する相談に応じており、詐欺被害に遭った場合のアドバイスや対応策を提供しています。
消費者問題に精通した専門家が、適切なアドバイスや対応策を提供し、被害の拡大を防ぐ手助けをしてくれます。
一方で、直接的な捜査や賠償手続きのサポートは期待しにくいことがあります。
消費者ホットライン:「188(いやや!)」番
弁護士に相談する
金銭的な被害が大きい場合や、複雑な法的問題が発生している場合は、弁護士に相談することを検討しましょう。
弁護士は詐欺事件に関する専門的な知識を持ち、法的なアドバイスや被害回復のための手続きをサポートしてくれます。
特に、詐欺による被害の回復や損害賠償請求に関する法的な支援が必要な場合には、弁護士の専門知識が不可欠です。
参考記事:弁護士と警察どちらが強い?
池上彰氏を騙った投資詐欺ような事例に遭った人々
池上彰氏を騙った投資詐欺のような事例に遭った人々は以下のように紹介します。
急増する投資詐欺 1億円失った人も SNS広告が入り口に・・・
フェイスブックに表示された無料の投資相談会の広告を押したら、LINEグループに誘導され「先生」と名乗る詐欺師が投資情報に関して共有するようです。
ファイスブックだけでなく、X(旧Twitter)やインスタグラムのようなSNSで偽の広告で人を誘導する場合があります。
身内が池上彰の偽者の投資詐欺に遭遇してたわ…
広告クリック→LINE誘導→FX提案のコンボだったそうな。引っかからんで、マジで良かった。ほんま、倫理観や共感性が人類より昆虫寄りの人達は、さっさと塀の内側に入ってもろて… pic.twitter.com/cdQgI8PbSO
— Umino Kujira🐋 (@lighthouse4u1) January 21, 2024
池上彰氏は公式のLINEをしていますか?
ネット広告から池上彰氏からLINEでアドバイスをして貰えます。とか言うのを見たのですが…
実際に被害を受けたわけではないのですが、池上彰氏を名乗った投資詐欺の広告を見たことがあるという人は見つけられました。
これらは、池上彰氏と無関係なのにも関わらず、すぐ信じてしまう可能性があります。
池上彰氏以外にも、すでに信頼してもらっている有名人の名前を不正利用して広告を出したり、勝手にLINEグループに招待されたりする場合があるため、警戒が必要です。
参考記事:笹山幸太郎を名乗る詐欺師が笹山金融塾で投資詐欺をしている!?
池上彰氏を騙った投資詐欺から身を守る事前対策4選
池上彰氏を騙った投資詐欺から身を守る事前対策は以下になります。
池上彰氏だけでなく有名人を騙った投資詐欺に遭わないためには事前から対策しておくのが必要です。
瞬間のミスで大量のお金を失ってしまうかもしれないので、常に注意しておきましょう。
有名人の名前だからと安易に信じない
詐欺師はしばしば著名人の名前を無断で使用し、信頼性を偽装します。
ただし、有名人が実際に関与しているとは限らないため、有名人の名前が使われているからといってその情報を安易に信じないようにしましょう。
特に、投資案件に関連する広告やメッセージで、著名人が直接推奨しているように見せかけるものには注意が必要です。
有名人の公式サイトやSNSでそのような情報があるのか、何度も確認してみてください。
確実な情報なのか検証する
投資に関する情報を目にした場合、その情報が確実なものであるかどうかを検証することが重要です。
公式のウェブサイト、信頼できるニュースソース、専門家の意見など、複数の信頼できる情報源から確認を行いましょう。
また、情報提供者の背景や信頼性についても疑問を持つことが重要です。
非現実的な話に注意する
非現実的なリターンやリスクがないとされる投資話には特に注意が必要です。
詐欺師はしばしば、高い収益を約束する話で誘いをかけます。
投資には常にリスクが伴うため、非現実的に聞こえる話には懐疑的であるべきです。
例えば、「絶対儲かる方法」や「投資するだけで100%稼げる」などの文言で人を誘導します。
ただ、投資においては「絶対」や「100%」のように確信できることはありません。
そのため、冷静に考えて行動するようにしてください。
決断を焦らず冷静に判断する
詐欺師は、ユーザーが慎重に検討する時間を与えないように圧力をかけることがあります。
例えば、「今じゃなければ損する」や「今すぐ投資しましょう」などの文言を使う場合です。
しかし、投資に関する決断は焦らず、十分な時間をかけて情報を検討し、冷静に判断することが不可欠です。
急かされるような状況に遭遇した場合は、特に注意しましょう。
池上彰氏を騙った投資詐欺に関してよくある質問
池上彰氏を騙った投資詐欺に関してよくある質問は以下のようにまとめました。
投資詐欺に初めて遭った人やまだ遭ったことがない場合でも、気になることは沢山あるでしょう。
質問に対して答えるので、少しでも解決していきましょう。
参考記事:投資詐欺の代表手口の見分け方3選
投資詐欺によくある手口は何がある?
投資詐欺にはいくつかの典型的な手口があります。
最も一般的なのは、高いリターンを約束する投資案内や勧誘です。
これには、偽の広告やSNSを通じた誘導が含まれます。池上彰氏のような有名人の名前や画像を使用し、信頼性を偽装するケースも報告されています。
また、「池上彰が語る投資情報」のようなLINEの投資グループに勝手に招待されます。
マッチングアプリなどからSNSやメッセージアプリに移動して投資詐欺が行われる場合もあります。
これらは投資詐欺でよく使われているため、気をつけてください。
池上彰氏以外にも有名人を名乗った詐欺はある?
池上彰氏だけでなく、他の有名人の名前を利用する詐欺も存在します。
詐欺師は、著名人の信頼性を悪用して、被害者を騙そうとします。
これらの詐欺は、特にインターネットやSNS上で多く見られます。
桐谷広人(桐谷さん)を無断悪用した詐欺師によるなりすまし投資詐欺広告も増えています。芸能人・有名人の名前を騙りなりすます詐欺にご注意ください。投資詐欺被害から身を守りましょう。 #詐欺 pic.twitter.com/KCsqrY6GbQ
— 詐欺返金請求ナビ (@henkin_navi_net) November 10, 2023
YouTubeで出てきた「34,000円払えば前澤友作が毎月12万円くれる」っていう詐欺広告。
勝手に前澤友作の名前使ってるこんな明白な詐欺広告すら排除しないようだからYouTubeってのは信用ならない。 pic.twitter.com/z32C23GDa8— しゃちょカン (@Drill_into_CEO) June 5, 2023
その人だと確信して、すぐ投資することは絶対にしないように気をつけてください。
有名人の公式サイトや他の人が同じようなものを見たことはないのかなどを確認しましょう。
LINEでの投資詐欺は多い?
LINEを使った投資詐欺も多く発生しています。
勝手にLINEグループ追加 “投資”勧誘トラブル急増 なぜ?
詐欺師はLINEグループにユーザーを勝手に追加し、投資案内や勧誘を行うことがあります。
このようなグループに追加された場合、急に大きな金額の投資を持ちかけられることがあり、注意が必要です。
また、SNSの広告、メール、マッチングアプリなどの手段からLINEへ誘導する場合もあるので、気をつけてください。
まとめ:池上彰氏を騙った投資詐欺に注意して、騙されないよう徹底に対策しておくのが大事!
池上彰氏などの有名人の名前を不正に使用する投資詐欺の事例が増加しています。
池上彰氏を名乗った投資詐欺は、池上彰氏と無関係に行われています。
これらの詐欺手口には、偽の広告やSNSを通じた誘導、LINEグループへの不正な追加といった方法が含まれます。
投資詐欺には高いリターンを約束する案内や勧誘が特徴的で、池上彰氏以外にも他の有名人を名乗るケースが存在します。
これらの詐欺から身を守るためには、情報源を慎重に検証し、怪しいと感じたら即座に行動することが重要です。
また、LINEでの投資詐欺が増加しているため、SNSを通じた投資提案には特に注意が必要です。
参考記事: